設計事務所 Q&A

設計事務所ってどんなところ?

建築設計事務所とは、どのようなものなのかご存知ですか?
敷居が高い、お金がかかりそう。などのイメージがあるかと思います。
実際はどうなんでしょう?
設計事務所をもっと身近に感じていただくために、さまざまな疑問に
ズバリ!!お答えいたします!

Q1:建築設計事務所って何をするところ?

「どんな家に住みたいですか?」はじめからスラスラと答えられる人はいないでしょう。
打合せを重ねながら夢や希望を伺い、形にしていくのが設計事務所です。
狭小や変形など立地条件の悪い場合でも設計アイデアを駆使し、敷地を生かした家造りをいたします。
また、現在お住まいの家の不満・不便さを解消するため、建築専門家の知恵や経験を利用し、
リフォームの提案、アドバイスもいたします。
一人、一人の性格や顔立ちが違うように、理想の空間も一人、一人違います。
設計事務所は一人、一人の理想の空間を実現するためのオーダーメードの家造りをするところです。
オーダーメードなので、設計に時間が掛かります。
初めてお会いしてから6ヶ月以内に入居したいと言う方には不向きと言えるでしょう。

Q2:住宅メーカー、工務店、建築設計事務所、特徴は?

住宅メーカー

プレハブ工法で工期を短くできます。また、モデルハウスという現物を見ることができます。
大量に安く仕入れることによりコストを下げられると言うメリットがあると言われています。
しかし、モデルハウスにかかるお金、CM等の広告代は誰が支払っているのでしょうか?
また、通常担当部門が明確に分かれているので、建て主であるお客様の交渉窓口は営業部門が担当します。
夢のマイホームを設計する設計者と直接打合せをする機会は少ないようです。
また、モデルハウスは現物の「見本」です。
「見本」はお客様に買ってもらうサンプルであって、スタンダードタイプよりもグレードを上げて作っていることが多々あります。
理想の空間と予算に見合った家造りは思ったより難しいかもしれません。

工務店

設計、施工を一括して行い、営業展開は地域限定という小規模な工務店クラスから設計部門も充実したゼネコンクラスの会社もあります。
会社の大小に関わらず、施工業者の経営状態、技術力も十分検討が必要です。
施工するのが主であるため、設計や打合せに必要以上の時間をかけることはありません。
時には施主の考え方がうまく伝わらずトラブルになることもあるようです。
地元の気心が知れた大工さんがいれば心強いと思います。

建築設計事務所(Q1もご参照下さい。)

住宅メーカーや工務店との決定的な違いは、施主であるお客様に代って施工をチェックするという体制にあります。
住宅メーカーや工務店のように自分の仕事を自分か身内がチェックするという体制ではありません。
通常設計事務所では着工まで打合せに時間をかけ、要望以上の住まい造りを目指します。
しかし、施主の希望に反し芸術性だけを求め、奇抜なデザインになり、予算もかかり、住み心地も悪い住宅ができることもあります。
意思がうまく伝わらない、しっくりこない、相性が悪いと感じられた場合は要注意です!!

Q3:設計料はいくらかかるのでしょうか?

工事の大きさにもよりますが、施工費の10%前後の事務所が多いようです。
「設計」は図面を書くだけではありません。構造設計、設備機器や照明器具の選定、インテリアデザインまで手がけます。
必要な場合はショールームに同行し、提案させていただきます。
また、設計事務所では施工費のチェックも綿密に行います。
例えば予算オーバーの場合、どうすれば予算内に納めることができるのか、プロとしての知識を絞ります。

Q4:設計事務所にリフォームは依頼できるのしょうか?

戸建住宅の設計をしている設計事務所であればもちろん承ります。
例えばリフォームでキッチンの長年の悩みであった収納や使い勝手の不満から解放されたり、バリアフリーでは、個々のバリアを把握し、それぞれの状態に合わせたリフォームを提案いたします。
住み慣れ、知り尽くしているつもりの我が家でも、問題解決の糸口は意外なところにあるかもしれません。
是非ご相談ください。

Q5:設計事務所が建てる建物は高価になるのでは?

予算は少なくても、夢のマイホームに近づけるのも建築設計事務所の仕事です。
限りある予算を最大限に生かすためにも、設計事務所をご利用いただきたいと思っております。

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